電話の思い出(7) 企業における電話 2月27日 青野正宏
企業における電話も入社当時から退職時までの間に変わった。入社したころは事業所内のみ内線電話、事業所間は外線電話であった。そのうち、企業内で専用ネットワークを構築し、内線と同様の扱いとなった。本社や関西の事業所との電話連絡が多くあり、電話代を気にしていたものだが、専用回線が引かれてからはあまり気にしなくて良くなったという思い出がある。また、入社当時は確か、交換手が回線を取り次いでいたと思ったが、そのうちダイヤルイン方式に変わった。時期はあまり覚えていない。交換手というのは、特に高級なイメージはないが、仕事で関係していた国際電電(KDD)の交換手は、スチュワーデスと並んでグレードの高い職業であった。KDDも格の高い会社というイメージであったが、そのうちKDD事件などを起こし、民営化、IDO通信と合併等経て、今は普通の会社となっている。