25年1月 年男の新年に当たり(2)
〜柳田邦男著【石に言葉を教える!】を推す〜
2月9日 御法川齊
30年前の第1次現役退任のバス旅で退屈凌ぎに“何か残す言葉・小話が無いか?”との注文が付いた。
そこで、【万物で最も偉いのは鉱物の石である!】との論陣を張った。
実は最近と同様、当時も世界的世相で“人間が万物の霊長である”との驕りが気になる中で、直前の個人ハイクで北茨城市・竪割たつわれ山の太刀割石の不思議に傾倒していた為もある。
Cf https://syogenkai-n.sakura.ne.jp/post/2021/211006/211006.html
一方、年末整理の中で、柳田邦男の【石に言葉を教える!瀬戸際の日本人へ】〜が目に留まった。
IT革命で人生の指針を失ったこの国(⇒今や、世界)の活路を示す書!壊れる日本人(⇒今や、人類)への処方箋、が謳い文句。壊れる脳、成長しない心・・・本来の人としての感性を取り戻しやり直すなら、今しかない!
はズバリ喫緊の警告書になるのでは?〜締めは“町よ、絵本館を作れ!“も少子化対応に将に適合、も奇遇と言うか、柳田邦男は20年前に現在の世界の状況を見通していた透徹さ。”子どもが頭を柱にぶつけたら、子どもは痛い痛いと泣くが、同時に柱も痛いだろうと擦る”様な相手を思い遣る心の欠如!要因はTV、スマホ(CHAT GPTも)によるのではないかとの憂え、
⇒改めて直接面談・会話の重要性に注目したい。

24年放映不思議な太刀割石

25年1月放映 常陸国ロングトレイルの紹介