歩こう会・深大寺参詣と神代植物公園見学結果報告 飯田朝明 堀本輝夫 

12月の歩こう会は、東京調布市にある深大寺と神代植物公園を訪れました。
当初の計画では、調布駅からバスで深大寺に向かう計画でしたが、少し風がありましたが好天であったため、“歩き組”と“バス組”(1人)に分かれて深大寺で合流することにしました。 “歩き組”は、先ず天神通りを通り抜けて布多天神社に向かいました。 漫画家の水木しげるが調布に長く住んでいたことから、通りのいたるところに「ゲゲゲの鬼太郎」と仲間たちのモニュメントが設置されていました。
その次は、多摩地方有数の古社である布多天神社を参拝し、大正寺の紅葉が映える美しい境内を見学したあと、調布卸売センターに立ち寄りました。鮮魚、精肉、海産物、野菜、雑貨等の商店が立ち並んでいました。農産物直売所では調布産の野菜を買い求める人もいました。野川を渡りしばらく歩いて深大寺前に到着。約4Km、50分程度の行程でした。歩き組は先着していたバス組と深大寺の観光案内所前で合流しました
深大寺は、天平5年(773年)に開山されたとされる天台宗の古刹です。参道に入ると100mほどの所にある茅葺の趣ある山門が見えました。参道の両側には名物の深大寺そばを食べさせてくれる蕎麦屋が何軒かありましたが、既に12時近くになっていたので、観光案内所お薦めの店にすぐに入りました。女性4人、男性4人が、何故か別々になってそばを注文して食べましたが、このそばを旨いという人もいましたが、そうでもないという人もいました。昼食後、女性陣は持ち前の買い物が始まりました。土産物や漬物を買っている人もいましたが、何よりも団子です。あん、ゴマ、みたらしと3種類の団子を若い女性が店先で焼いていて、茶饅頭も売っていましたので、皆さん思い思いにこれを買い、ほおばっていました。その後階段のある山門をくぐり、本堂を参拝し、記念写真を撮りました。平日なので境内はそう混んでいませんでしたが、それでもかなりの人が参拝していました、
その後、玉砂利を踏んで隣接する神代植物公園を見学しました。広々とした園内には草や花が植えられている場所を周遊できるように道が造られていましたが、周囲には高木や黄葉している木も多数ありました。積もっている枯れ葉も多く、その上をカサカサと音を立てて歩きました。近頃は、こんな所を歩くこと人も少なくなっているのではないかと思いました。
 園内には初冬なので花が少なくなっていましたが、最後に回った大温室には、サボテンなどの熱帯花木、各種のランやベコニアや水蓮などの小ぶりの花を見ることができましたが、見たこともない花もたくさんありました。
 帰路は、正門脇のバス停からバスに乗り、ほとんどの人が往路と同じ経路で帰りました。この武蔵野への小さな旅を、参加者は一様に満足しているようでした。
(参加者男性4人、女性4人)