ピアノリサイタルで心身リフレッシュ(コスパ/タイパの一日)
                          2月15日 御法川齊

2月12日は午前中は回春院の山道不通個所の枝払いで疲れ、午後は鎌倉芸術館で新進気鋭の
金子三勇士みゆじ リサイタル/ショパン&リストを2F最前列席で聴き、身・心みそぎの1日だった。
何れも有名曲でショパンのポロネーズ(最初に大音響の英雄は目を覚まさんばかりで珍しいと)、リストのラ・カンパネラ他、皆様も良く聴く12曲。アンコールには共通の師とも言える バッハのG線上のアリアをしっとり聴かせる心使いであった。
昨年のパリの教会での演目に同じ由。日本人の父とハンガリー人の母のもとに生まれた34才の
若手で解説・司会も全て1人で遣る素晴らしさ。今や引っ張りだこ。切れが良く効き、芸術館の天井高の残響効果を上手く捉え余韻を大事にする演奏!を主張した。即ち、“拍手は残響余韻が消え演奏者が立ち上ったタイミングにお願いします!”と素人にも解る解説に大拍手喝采。
穏やかな表情と落ち着いた話し振り、態度は大谷張りで、風格も感じた。
因みにスマホでも種々の演奏が聴けます。音声認識で“ピアニストかねこみゆじ”と言えば良い。