矢張り植物の方が偉い!(鉱物と植物と動物の違いは?) 11月22日 御法川齊
(閑話ご容赦ください)
先般紹介した書籍『ごみ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも♪』にあるように、図書館で同時に借りた本『植物は何故動かないのか』で、またもや不思議にタイムリーに魔法に掛った。
小生の昔からの持論、偉い順序は 鉱物→植物→動物、比較するのが可笑しい、無意味と言う人も多いかも知れませんが、理由は生まれた順序、鉱物は動かず栄養取らず何もせずに何も消費せず最も効率が良い。
植物は動かず、しかし栄養は取る。自分は動かず自己主張し、競争する道を求め、ニッチ(マーケティングではすきま市場・戦略の意味だが)を狙う。生物界では種が生息する範囲の環境棲み分け〜即ち戦わない戦略(逃避・回避)即ち雑草の戦略!は解り易い。日本タンポポは夏眠する。⇒国、人間では自分の特徴、個性を生かす! なお生物は細菌、植物、動物に分かれる。9/20モーニングショーで水素細菌はCO2を食べるものが居て、タンパク質や化学品(代替え肉、パン、プラスティック、Jet燃料等)への活用を研究中だが、未だ実用化に30年掛かるかな〜と。それ迄地球、人類がもつか?
人は他の生物からみれば諸悪の根源、万物の霊長とは如何なる見方か?奢り以外の何物でもない〜と言う事も出来る。最近の人類の傍若無人振り!は何を語るのか?
所で植物と動物を比較すると、植物は個人事業主が集まった商店街の様な構造で部分、部分で独立して各器官を持ち易い様になっている。即ち、部分から全体が再生する!各部分のパーツが無くなってもまた新生する。挿し木が可能!動物は大きな会社の大組織と同じで各器官が独立して業務分担しており、再生が効かない。でも近年、再生が研究されて大賑わい。
一方で、植物の作り出した酸素の毒で死滅しない動物プランクトンが出現!爆発的なエネルギーを生み出した。また、同時に酸素はオゾンを生成し、有害な宇宙の紫外線を遮った結果、海の中の植物は地上に進出し自分の都合の良い様に地球環境を改変して行った。やがて人類が出現したが、その生命は結局、植物が作り出した地球環境に左右される。生物多様性が標榜される由縁である。
以上(流石に頭が疲れました)
もう一話 10,8 NHKBS超進化論 特別版1『最先端科学で明らかにする』〜植物はお喋りをする!
以前、「樹木たちの知られざる生活」早川書房Pヴォ-ルレーベン著が走りで〜樹木、植物にも心があり、“お互いにお喋りをする!”話を読んだが今回の放映はそれも包含した最先端の研究状況を公開したものであり、概要を纏めてみたい。
植物は動く!温度変化で葉、花が太陽光の方向に向きを変えるのは良くご存知と思うが、重力、化学物質を感知して恰もセンサーがあるかの様な動きをする。例えば蔓はハダニが付いた茎には巻付かない。また草も先の方を手で触ったりすると危険と察知して成長が抑制され上方に伸びない、触らない物と並べて育てると歴然と差が出る。
葉を虫に食べられた枝は成長が抑制され、食べられない隣の枝は成長する。また葉がハダニに食べられると特殊な化学物質を発生し(恰も動物が声を出してメッセージを伝える様に)その虫を食べる鳥を呼び寄せ食べさせるように仕向ける。
超進化論で言えば、4.5憶年