リサイクルセンターアイクルプラザ見学報告 7月27日(見学日) 青野正宏
 久しぶりの社会見学として追浜にあるリサイクル施設アイクルを見学してきました。3年前にこの付近を歩こう会の目的地として下見をしたのですが、コロナの真っ最中だったため、この施設の見学はできませんでした。結局この地域は歩こう会には不適として行き先を変更した経緯があります。
 コロナも治まったものとして、この施設のガイド付き見学受付も再開されたので、見学申し込みをし、実現したものです。場所は追浜駅からバスで10分ほどの海岸べりにあります。 10時からの見学予定でしたが、順調に見学予定者が集まり、予定より30分早く到着したため繰り上げて9時半から約1時間半見学しました。まずビデオによる概要説明のあと、施設をガイド付きで見て回りました。
 ゴミ処理施設ですが、工場の外観は西洋の城のようなつくりで、リサイクルできるものを分別するという目的の工場であり、焼却施設などはありません。 機械で分別できるところは機械で分別しています。スチール缶は磁石の原理で分別し、アルミ缶は電流を起こして吹き飛ばすという方法(磁石は分かるが電流で吹き飛ばすというのはちょっと原理が理解できなかったが)で分別していました。
 ただ、どうしても分別を守らないで、他のゴミのなかにライターや電池が混ざっていたりプラスチック梱包が二重になったりしているものもあるので、結局人間が仕分けせざるを得ない工程もあり、多くの人間がベルトコンベアのラインに立って3重の手袋をしてゴミを寄り分けているのをみると大変だなという感想を持ちました。ゴミはキチンと分別を順守することがあらためて大切と思いました。
 見学後は追浜駅まで戻り、一部直帰した人もいましたが、駅前の食事処で昼食後、電車で各々の帰路ルートに乗って解散しました
参加者は13名でした。


  
正面外観                                    缶を圧縮

 
ペットボトルを集めて圧縮                         集められたゴミを掴んで移動(1度に2トン)

 
自動分別装置のひとつ                           人手による分別

 
中央制御室                                 ガイドをしてもらった女性が制作した海へのプラゴミ
                                        警告を象徴する壁画