旅から学ぶリスキリング再学習 7月26日 御法川 齊
暑熱の合間を縫って「旅人・たびゅーと」なるオーダーメイド旅行会社の日帰りバス旅を楽しんた。所謂ニッチ狙いだが会員の心を掴んで離さない代表のリーダーシップ言動には感嘆。
地元駅前発が売りで今回は八ヶ岳富士見高原を主体のルバーブ、桃狩り&カントリーキッチンで洋食フルコース昼食。大船・鎌倉駅発36名。
旅の途中で諸問題の発生はよくあるが、今回はその不具合発生に対する代表の姿に接し、真摯で迅速な行動による解決に留まらず、その機会に会員顧客の信頼を深めた点で、この年にして再度学びました!
即ち、初めて大きな団体を受け入れてくれたキッチンでの食前ワイン・オーダーサービスの不具合です。我々の赤グラスワイン注文に対し、最初白ワインを持参。間違い指摘で赤に交換されたが稍時間が掛り過ぎた。
その内、ある女性が白グラスワインを一口飲んだ後に間違いを指摘し赤が持参され一口飲んで、またこれも間違い!と言う。暫くしてロゼがサービスされたら、ヤットOK、と。2回も間違うのは不思議!と思っていた所、間もなく、上記の会社代表が話を聞きつけ不具合状況を把握した。
ランチ終了後に代表と店の責任者が立ち話で原因〜再発防止策を相談中に遭遇。要点はテーブル毎のお客さん自身にオーダーリストにチェックマークを入れてサインして貰い支払い伝票と一体化(ホテルレストランで良くある方式)する方法に改善する事を決定した様子。
早速、バス内で簡単な不具合経緯、原因、改善策(再発防止策)を説明した所、皆さんから大拍手!お客同志も更に和やかになった。災い転じて福となった。
また細密な事前調査に基づき、入社3ケ月の添乗員への同乗での実地教育の巧みさ。上手くおだて乍ら、お客様も笑わせ一体になる雰囲気造りにも感激。常に満席、キャンセル待ちで追加企画の状態が解る。
以上の2つの事象に流れる共通事項は 自分の仕事に対する誇りと社員(NPOでは会員)とお客様(NPOでは まちの住民)を大事にする心の発露、信頼感が滲み出ていた。小生にとっても、この年にして学び、NPO団体が見倣うべき最高の目標であろうと感じた。多数決の世界ではない。一度参加し、こういう場面を体験すれば理解も深まると想定されるが〜如何かな〜?
因みに湘現会もマルチ活動の任意団体(会員70名、小生も副会長⇒監事)だが、徹底的に議論し揉めた末に1年程前に改革された。ポイントは役員名&実態を世話人から運営委員へ変更など。
富士見町の洋食カントリーキッチン