府中通信 2月4日 河崎啓一
映画 風とともに去りぬとは?を拝読し、今も強く印象に残るシーンを思いだしました。戦地から一時帰国したアシュリーがメラニーとともに部屋に入ったあと、ひとり階段下に残されたスカーレットの姿であります。久しぶりにヴィヴィアン・リーに会いたくなって、入居施設の本棚を探したら「哀愁」(Waterloo Bridge)のビデオがありました。'40、「風… …」の翌年の作品です。お相手はロバート・テーラー。主人公が車に飛び込んで自殺する悲劇的なラストに至ったとき、大昔に見た記憶が甦えりました。93歳の老人が見るようなものではないと思いました