ロックバランシング 1月5日 御代川義則(健康改善センター主宰)
県のたより(一月号)の表紙に目を引くロックバランシングの写真がありました。
表題として「ともに生きる」とあります。黒岩知事は「ともに生きる社会」を作っていこう!「私達はみんな一人一人違います。顔も身体も性格も能力も違います。違っていてもそれぞれの個性を尊重することで心地よい社会が実現するに違いありません。」とコメントしています。日本は島国、鎖国などで他者や他文化を受け入れるのに時間が掛かったり、違いに慣れていない国民性だと思います。現代でさえも自分の所属するグルプとは上手くやるが他のグループは認めない風潮があり時々ニュースになる事件を起こしています。違いは個性であり個性を認める社会は素晴らしいと思います。世界で色々なことがおきていますが先ず国内、身近なことに目を向けて住み良い社会づくりに小さいことでもできることから初めようと思います。
●鎌倉市は「鎌倉市共生社会の実現を目指す条例を制定。自分らしく暮らすことのできる社会の実現を目指す。」とあり、この実現の為に鎌倉FIKA2022を実施しています。FIKA(フィーカ)とはスウェーデン語でティータイムの意味。
お茶を飲みながら対話を通じてお互いの多様性を認め自分の関心を育む場所を設置。
「お互いの違いを楽しみ、自分と向き合う」主旨の実践的ワークショップがあります。いまの自分でいいのです。素をさらけ出して気楽に会話をして互いに認め合うのです。「会社でも、友人同士でも反省会と称してお互いの長所と短所を上げてという手法があるが、シコリが残る場合がある。」むしろ思い切って互いの長所だけを見て違いを認める手法の方が実りが大きいと思います。いつか気がつくと時間はゆっくり流れ気分は「ほっこり」して自然な自分になっている。自分らしく暮らせる社会づくり、ともに生きる・共生社会に繋がっていくのです。
●共生社会には健常者ばかりでなく、非健常者や障害者の方達もいます。
県は2022年「神奈川県障害福祉推進条例?ともに生きる社会を目指して〜」を制定しました。
かつての障害者を特別視したやり方でなく障害者と健常者がともに寄り添い生きる社会を目指すものです。