「映画になったクラッシック音楽」
  12月12日 御代川義則(健康改善センター主宰)音楽愛好者

■第九の聴こえる季節になりました。
また街角では聖歌隊の歌。近年は仏教寺院でも讃美歌のイベントがあったりと、宗派問わずいいものはいいんですよね。
楽器を叩いたり、好きな音楽を聴いたりの音楽愛好者として音楽はいつ生まれたのか?疑問で、知りたくて数年前から資料を集めたりして音楽史をまとめています。私の場合は音大卒ということではないので浅く広くの内容です。でもある時鎌倉市主催のクラッシック音楽の講座を受けた時、教授から色々なことご存知ですねと言われましたので私の知識も外れてはいないのだなとひと安心しました。今回はクラッシック音楽に少し触れてみたいと思います。
◆五線譜の誕生
歌うときや楽器を奏でるとき五線譜は必要です。その五線譜はいつ頃できたのか疑問でした。古代エジプトから13世紀まで楽譜は無かったのです。中世になってキリスト教のグレゴリオ教会で歌われていた聖歌のグレゴリオ譜には歌詞の上にネウマ記号があっただけでしたが後に記号に横線を一本引いてみたらどうかの発案があった。そして音の高さを示す為に本数が増えて最後に五線譜の誕生です。ドレミファソラシドの音階ができるのは17世紀のバロック音楽まで待つことになります。
●バロック音楽: 五線譜の音階ができた17世紀のバロック時代からクラッシック音楽の歴史の始まりです。16世紀までの形式ばった表現に対し、自由表現を求めたバロック音楽。さらにルネッサンスという文化運動で神の祈りの曲から作曲家個人の作品が発展します。代表作曲家は
・J.Sバッハ クラッシック音楽の父
後の作曲家に影響を与える。
・ヘンデル オペラやオラトリオ
・ヴィヴァルディ 協奏曲「四季」
●バロック音楽以降の音楽
(古典派) ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの音楽
(ロマン派) ショパン、リストなどの音楽
(近代) ドビュッシー、ストラビンスキー
などの音楽

●映画になったクラッシック音楽
映画と音楽の好きな方は一石二鳥です。、
興味ある方はTSUTAYAに問い合わせしてみて下さい。
★印はYouTubeで短編視聴可(2020年現在)検索は映画メンネル、、、のように題名の前に映画を付けると検索しやすいです。
1.モーツアルト[★メンネル・モーツアルト哀しみの旅路 2010年]
[★アマデウス1984年]
2.ベートーベン[★敬愛なるベートーベン2006年]
[★不滅の恋人ベートーベン1994年]
3.シューベルト[★未完成交響楽1933年] [★未完成交響曲?シューベルト2010年]
4.パガニーニ[★パガニーニ愛と狂気のヴァイオリンニスト1990年]
5.ショパン[★ショパン愛と哀しみの旋律2002年] [楽聖ショパン1945][別れの曲1934]
6.シューマン[★クララ・シューマン愛の協奏曲 2008年]
7.チャイコフスキー[恋人たちの曲 悲愴 1971年]
8.ベルリオーズ[幻想交響楽 1944年]
9.マーラー[★マーラー君に捧げるアダージョ2010年] [マーラー1974年]
10.ラフマニノフ[★ラフマニノフある愛の調べ 2010年]
11.ストラビンスキー[シャネルとストラビンスキー2009年]
12.滝廉太郎[★わが愛の譜 1993年]
13.ガシューイン[アメリカ交響曲1945年]
14.コール・ポーター[五線譜のラブレター2004年]
(紙面の関係で簡単にまとめました。)