健康シリーズ -折り鶴- 8月15日 御代川義則(健康改善センター主宰)

 数十年前習っても出来ずにいた念願の折り鶴が動画を見ながら今朝やっと折れました。数年前折り紙の本(初級)を入手してクマ、イヌ、キリン、タヌキ等多くの動物を折りましたが貯まる一方でした。
 その後今日まで折り紙に手はいかなかったのですが何故か本日14日気持ちが動きました。
 「折り鶴」いざ折ってみると私には複雑で時間はかかりましたが初級の動物達より見映えもするし矢張り折り鶴が愛されて折り紙の代表格になったことが理解できます。折り紙という言葉は平安時代から有ったようで江戸時代には美術品の鑑定書にこの折り紙が使われて「折り紙付き」の語源になったようです。(何かの動物を折るのでなく紙の一部を折って手紙や目録を書いた。)江戸時代には折り鶴の本も出版された様です。
 「禎子の千羽鶴」有名なのでご存知の方も多いと思いますが改めて、佐々木禎子は広島の"原爆の子の像"のモデルです。2才のとき被爆し10年後白血病を発症し12才で亡くなりました。生前「鶴を折ったら願いが叶う」という言い伝えを聞いて"元気になりたい"という願いを込めて病床で飴や薬の包み紙で鶴を千数羽折った。こんにちその一羽一羽が世界の平和を願う都市に送られています。2017年8月15日この一羽が神奈川県にも送られました。茅ヶ崎市「平和のつどい」のイベントに禎子さんの甥(シンガーソングライター 茅ヶ崎市在住)が招かれたことが切っ掛けでした。"原爆の子の像"には年間通じて千羽鶴が捧げられて一千万羽、10トンになるそうです。