宮田英夫さんを偲ぶ 7月31日 桑原啓二
去る5月26日、宮田英夫さんが天寿を全うされました。享年87歳。 湘現会創設間もない頃からの会員です。懐かしい思い出はつきません。まず、現在の「歩く会」と「鍋の会」が未だ区分される以前の「歩きんぐ鍋の会」での楽しかった想い出の数々が噴き出して参ります。
料理自慢の都築さん、ボーイスカウト隊長の小林さんそれに船乗りの西原さんなど「男料理の作り手」が揃っておりました。大山阿夫利神社、金時山、芦ノ湖や真鶴海岸等々へ鍋釜背負って行きました。田浦梅林などは鷹取山から尾根伝いに歩いて行ったものでした。
灘上さんの後から宮田さんが汗を拭きふき登って行きます、その後に笑顔の工藤晃さんが続きます。皆なみんな上機嫌でした。
宮田さんには湘現会の世話人も永らく務めて頂きました。副代表制度ができたとき、乞われて4年間副代表も務めていただきました。80歳を境に「これからはもっと自分の時間を大切にしたい。」と世話人を退かれた後も湘現会顧問として係わって頂きました。
宮田さんの後半生最大のご功績は「善行雑学大学」の創設運営でしょう。日経のコラムを見て「一つ俺もやってみよう。」と果敢に挑戦し成就されました。誠に立派なご功績だと思います。
来る10月26日に逗子の蘆花記念公園で「鍋の会」秋の園遊会を開催する予定です。「宮田さんを偲ぶ会」と銘打ってたくさんの思い出話を語り合いましょう。
それが宮田さんへの何よりのご供養になると思います。