鎌倉の水系について(4) 7月2日 河崎啓一/青野正宏
私が松竹
🌸の花筏に涙した砂押川は圏外でしようか。
河崎啓一

 砂押川は最下流が横浜市と鎌倉市の境界線となっていますが、桜並木のあるところから上流は両岸とも鎌倉市です。当然鎌倉市の川のひとつです。
 砂押川は鎌倉の川の中では、柏尾川は別として滑川に次いで長い川ですが、木暮さんも私も水系のなかで挙げなかったのは柏尾川の純然たる支流のためでした。
 私は、砂押川の上流で、若宮大路から鶴岡八幡宮を見て背後の山の稜線の向こう側の山地を宅地造成した今泉台というところに住んでいます
 新入社員として鎌倉に配属になり市内の独身寮に住んでいたころ、ハイキングで鎌倉宮付近から山に登り天園に行こうとして、旧鎌倉と砂押川流域を分ける稜線まで達したとき、眼下に宅地造成のため多数のブルトーザが蠢いているのを見ました。こんな山の中の自然まで破壊しているのかと唖然とした覚えがおります。後年まさかその造成された住宅地に住むことになろうとは夢にも思いませんでした。
青野 正宏

20年足らずの短い期間でしたが資生堂裏のマンションに住みました。毎日の生活にはいつも砂押川がありました。いいお話を有難うございました。
河崎啓一