杖(ストック)の効用 〜姿勢を正す!〜 7月1日 御法川齊
小生も平均寿命の80才を超え、後30年と言わず10年は健康でありたいと願う。
現役引退後、今に至る10年間は脊椎管狭窄症による腰痛・脚痛をカバーするために山歩き用の1本ストックLEKIを利用して来た。整形外科医から、腰痛は上手く付き合うか、手術しかない、とのご託宣を受ける身。鍼灸治療院の先生からは内臓補強も兼ねたストレッチ体操を推奨され、毎朝、ベッドで1時間程、奮闘しています。
そんな中、頭をふらつかせて歩く姿を見かねたハイキング仲間からポールウオーキング用両手杖(ストック)LEKIを“中古だが活用して下さい“と新品同様を貰った。
HCハイキングクリーンの台峰ハイキングの際に使い方を教えて戴き、早速試用した所、歩くうちにふら付きが減り、心なし足腰の痛みが和らぐ。ポイントは歩き方の転換!即ち《この様に腰を屈むような》歩き方から《胸をピンと張って歩く》。
すると背中、腰、脚が伸びる〜所謂ストレッチウオークに転換です。
杖もこの様に持つ。持ち手が大きく異なり、前屈みに成り易いタイプから⇒胸をピンと張るタイプになりました。この様に違いますね。どうぞお試しを!
序ですが、小生が在席した会社では古希の祝いに、この昔乍らの木製の重い杖を送られます。
これは1本使いの持ち手で、前屈みに成り易いものです。その差は歴然です。
やはり世の中には守るべきものと変えるべきものがある好例でもあります。
杖ストックは持ち手を只、ハイキング用に変えたのではダメ。抜本的に姿勢を変えるポールウオーキング用に変える!
その方が世の流れ、理に適っているのではないか!
老人用杖の今(上)と昔(下)
ポールウォーキング用ストック(上)とハイキング用ストック(下)