笑考快議処 12月度報告 12月19日
                                  飯田朝明


 笑考快議処は、12月19日(日)午後1時から、玉縄学習センター集会室で年忘れの会を開きました。
 当初は16名の参加予定でしたが、年末でもあり、急用などで出席できなかった方もいたため、参加者は、結局13名(男性5名、女性8名)でしたが、当分科会としては近来にない大人数となりました。
 
最初は、恒例の小高教授による雑学セミナーで、今回のテーマは「雑学オモシロ言葉」(その4)でしたが、次のようなお話がありました。
1 オモシロ 名前・言葉の由来
諸説ありとしながら、アリバイ、アキレス腱、きじ撃ち、ブス、クリスマス、あみだくじ について、解説がありました。
2 珍人名事典@として
次のような人名を列挙されました。
 ・アホ首相(フィジー) ・アホカス大使(フィンランド) ・ナンヤネン大使(フィンランド)
 ・イ イネ 女優(韓国) ・ダッコ大統領(中央アフリカ共和国)
・ウンチ―二 パラグライダー選手(イタリア) ・パンティー外相(ネパール) 
・アリ・ババジャン外相(トルコ) ・シモネッタ(イタリア) ・バーカ下院議員(アメリカ)
・カラカラ皇帝(ローマ帝国)
  皆さん、びっくりしたり、笑い出すやらでした。
  教授は、話をもっと用意されていたようですが、この後の会のスケジュールの関係で、それらは、次回のお楽しみということになりました。

その後、ベートーベンの第九「歓喜の歌」の合唱の練習をしました。それもドイツ語です。湘現会の会員はさすがだと思われるでしょうが、実は、種明かしすると、小高さんが作成された歌詞があったのです。それを合唱したのです。ご参考までに、その一部を紹介しますと、
Freude フロイデ 風呂出で   Gotterfunken ゲッテルフンケン 下駄糞見
wieder ビーデル ビール出る  was die ヴァスディ バスで
という具合です。なお、この順番は、ドイツ語、日本式発音、小高式表記です。
2回ほど練習した後で、皆さんの声が揃ったときは、本当にドイツ語で唄っていると思えるほどでした。

続いて、「仮装パーティー」です。
皆さん思い思いの仮面や帽子などを付けて変装しました。女性陣は、サンタクロースの帽子やひげを付けたり、緑色の長い髪を付けたりしました。美輪明宏さんが来ているのかと思わせる人もいました。幹事の桑原さんは、おかめのお面でしたが、元々お顔が福々しい方なので、付けなくてもいいのではないかと思いました(少々口が滑っていますが、ご容赦ください))。出色は小高さんです。両方の眼に縦の線が入った白いお面をつけて、ソフト帽を斜めにかぶって登場しました。まさに、「オペラ座の怪人」鎌倉に現わるという感じでした。

次は、馬場さんによる「指おどり(指体操)の指導」です。その方法は、両手の人差し指と小指を机の上で交互に動かすのです。脳の活性化に大変良いそうです。それにしても、馬場さんの指さばきは見事で、50〜60歳くらいの人でもなかなかできないのではないかと思うほどでした。私は、とても付いていけませんでした。

最後は、「あみだくじによる景品獲得ゲーム」でした。
幹事に、このコーナーを担当するよう乗せられて、飯田がリード役をしました。
まず、ハリウッドのミュージカル映画「マイ・フェア・レデイ―」の話をしましたが、この後を読んで頂ければ、その理由が分かります。

この映画のさわりですが、舞台は、19世紀の英国ロンドンです。オードリー・ヘップバーン扮する貧しい花売り娘のイライザが声をかけた紳士が、言語学者であったことから話が始まります。この紳士は、イライザの下町言葉があまりにもひどいので、半年でこの娘の言葉を直して貴婦人にすると言って、友人の大佐と賭けをします。
結局、この娘は見事に貴婦人に変身しますが、そのドラマの中で、イライザの貧乏なお父さんが、いつも歌っていたのが、「運が良けりゃ」です。お父さんは、イライザの言葉を直そうとして、自分の家に娘を住まわせた紳士が、娘を囲い者にしていると勘違いして紳士の家に押しかけて交渉し、大金を手にします。
そこで、景品獲得ゲームに入る前に、私は、景気づけのために、下手ですが、この歌を唄いたかったのです。桑原さんと高久さんには、手振り、身振りを一緒にしていただきました。
運が良けりゃ
神様は働けと この腕と脚くれた だけど本当に欲しいものは
素晴らしい運 ちょっとでもいい ただそれだけさー
運が良けりゃ 運が良けりゃ 運が良けりゃ 楽できるー
運が良けりゃ 運が良けりゃ 運が良けりゃ 幸せだー

なお、この私の訳(替え歌)の後ろの方の「楽できるー」「幸せだー」は、英文の和訳では、「仕事なんか糞くらえ」でしたが、反社会的で品もよくないので、こう訳しました。

さあ、いよいよ、皆さんお待ちかね?のあみだくじによる景品獲得ゲームです。
景品は、1等 年末ジャンボ宝くじ10枚、2等 同5枚、3等 同2枚で、選外の人にも1枚と、空くじなしでした。なお、当選者については、諸般の事情により、ここでは書かないことにします。
今日の出席者の皆さん全員に、幸運が舞い込むことをお祈りしています。
なお、私の方から、当選した人は独り占めしないで、残念ながら当選しなかった人に、御馳走くらいしてもいいのではないですかと要望しました。
この年忘れの会は、午後4時過ぎに、参加者が「良いお年を」と声を掛け合う中で、お開きとなりました。
添付写真 1 2 3 4