御法川さんにつられて 9月22日 梶田誠三
今回は懐かしい山々の登場です。伯耆大山は左右の急斜面を思い出します。藤倉のキャラバンシューズは懐かしい。どこへ行くにもこの靴で、札幌のグランドホテルにも入ったのは今となっては申し訳ないとの思いが募ります。北アルプスの最初は、やはり同じルートですね。中房温泉から燕岳(つばくろだけ)の表銀座コースを選びました。私の頃は梯子の順番待ちは無かったです。“小槍の上でアルペン踊りをさあ踊りましょ”10人位だった筈です。下山は槍沢を避けて、静かな新穂高温泉方面でした。奥穂高は涸沢ヒュッテで、同じ職場の二人の女性が東京から、涸沢狙いで来ているとのことだった。我々二人は明日は奥穂高と言うと、是非とも連れて行って貰いたいとのことで、喜んで引き受けましたね。奥穂の頂上で二人がコーヒーを入れてくれたが、最高のコーヒーでした。あの二人も、思い出に残っていることでしょう。
涸沢ヒュッテと言えば、松本市に編入された直後の音楽祭に合わせて行ったことも良き思い出です。この折は10人グループでした。ここまで来たから、せめて奥穂山荘まで行こうと言うことになり、あの岩山を再度登りました。白馬は姫川から入り、白馬山荘泊まり。奥穂の仲間に加えて、大阪支店の2人の女性が同行しました。当時、日本最高所の温泉と言われた白馬鑓温泉に入浴してから下山しようとしたが、女性陣が悩みました。こんな機会はまず無いからと、男女混浴に賛同してくれました。奥鬼怒の加仁湯や草津白根、コマクサの本白根も行っております。北アルプスで思いだすのは、富山側の有峰から入った雲の平の池塘群ですね。三俣蓮華から出来たばかりの伊藤新道を湯の俣に下り高瀬渓谷に入りました。伊藤さんが苦労された新道でしたので危険な個所が何か所もありました。数年で廃道になったのも、何らかの事故が発生したのではと仲間と話し合ったことがあります。八甲田、八幡平は私も行っております。
御法川さんから離れて、その他の山々を北から列挙してみます。北海道は雌阿寒岳、東北では蔵王、栗駒、月山。地元の近畿では大台ケ原、大阪府の最高峰・金剛山。九州では阿蘇、高千穂峰、韓国岳、開聞岳。こんなものかな〜。思い出せない。