サルスベリ 8月15日 木暮 郁雄
部屋の窓から見えるMさん宅の裏庭に濃いピンクのこの花が咲いています。名前が思い出せなかったのですが、買物の帰途、近所の幼稚園の庭に咲いているのを見て、思い出しました。
この花を初めて見たのは、妹の埋葬でお寺さんに行った時、庭に咲いていて、名を教わりました。幹をそっと擦ると、枝の先が揺れる、とも。
調べたら、樹皮は茶色くザラザラしているが、一度はがれると、白い木肌が現われ、その部分はツルツルして、猿も滑るとか。曲がって成長する傾向がある、茶褐色の果実は10〜11月に生る、木は腐りにくいので、床柱やカヌーなどに用いられるとも。刈られた枝の部分がそれと分かる床柱を何度か見ています。