私的鎌倉案内 鎌倉 川紀行編その13

日蓮川(水) 570m
日蓮川は名越坂踏切の南側から名越踏切付近で横須賀線を越え、安国論寺付近を経て、三枚橋付近で逆川に合流する逆川り支流である。流域に安国論寺、妙法寺、長勝寺など日蓮宗の寺が多いが、日蓮川がどの程度オーソライズされているかは疑問。

A 本流との合流点
 大町4-2-23付近、三枚橋の近くで、暗渠から出て逆川に合流す.る。(画面左側の岸から逆川に流れ落ち水流が乱されている。
)
B 三枚橋付近から安国論寺の方向に向かう道の下を川を流れているのではないかと思われるが、道を歩いていても暗渠らしい跡はあまりない。安国論寺に到達し、名越大黒堂付近から開渠となる。川を遡行するためには南下する。写真は下流方向
同地点より上流方向
C 名越大黒堂より上流方向
D 名越踏切北側の橋
 川は逗子方面に向かう県道と交差する。一旦県道の南側に出るが。橋と定義するか微妙なところ。
下左は橋上流、下は橋下流及び横須賀線鉄橋 下右は横須賀線鉄橋の位置(E) 川は県道の先でJR横須賀線の下を潜ります。
名越踏切北側の橋下流
E 名越踏切北側の橋上流方向。JR横須賀線の下をくぐる
F 名越踏切南側の橋
 川は横須賀線を越えると方向を変えて横須賀線に沿って流れる。ここで、もう一度県道を越えて、県道の北、横須賀線の南の間の道を流れている。県道を再び交差するところに橋がある。
名越踏切南側の橋下流
名越踏切南側の橋上流
G 大町5-7-2付近の橋
 名越坂踏切の近くまでくると、県道に通じる道があり、橋がある
大町5-7-2付近の橋下流
大町5-7-2付近の橋上流
すぐ先で暗渠となる。
H 遡行限界(日蓮水の碑)
 、日蓮水の碑がある。その先は暗渠の跡も確認できないので遡行限界となる。おそらく名越坂踏切を越えて、名越切通し方面の水を集めているのではないかと想像される。



古川(600m)
 材木座を流れる滑川の支流である。こんなところに川があるのかと思われるぐらい目立たないほとんど暗渠の川である。しかし、鎌倉十橋のひとつである乱橋はこの川に架かっている。
 暗渠として道になっている部分を除くと、川の傍を歩くことはできない。

I 本流との合流点
 材木座3-5-24付近で滑川に合流している。合流点近傍は暗渠となっており、かつ、保育園などの建物でその場に行くことはできないが、滑川海岸橋から確認することができる
J 材木座3-6-30付近の橋
 路地が入り組んだ地帯だが、市立保育園の西、材木座3-6-30付近の路地で開渠となる。片側だけ開渠だが一応ここを橋とみなす
材木座3-6-30付近の橋上流
K 材木座3-7-16付近の橋
 さらに路地地帯が続く。材木座3-6-30付近で開渠となった川も途中で暗渠となり、材木座3-7-16付近の路地でまた、開渠となる。材木座3-6-30付近と同様に、ここも片側開渠だが橋とみなす
材木座3-7-16付近の橋上流
L 古川橋
 川は市場踏切と材木座5丁目方面を結ぶ比較的大きな道路に出会うと、また暗渠となる。ここも下流側開渠、上流側暗渠だが、両側に欄干がある比較的立派な古川橋がある。(写真右側は暗渠)
古川橋下流
古川橋上流
古川橋標識
M 乱橋
 古川橋より上流は川を暗渠として道が続いています。古川橋近くは自動車も通る比較的大きな道だが、向福寺の裏までくると、向福寺を回りこむ形で狭い路地となる。この路地を抜けて、水道路交差点と九品寺交差点を結ぶ道に出たところにあるのが、鎌倉十橋のひとつ、乱橋である。下流側は道なので、当然暗渠、上流側は開渠となっている。欄干は一応あるが、写真でわかるとおり形だけで、長さもわずかに1m強である
乱橋下流(路地裏の道)
乱橋上流
わずかな溝
乱橋標識
N 材木座2-8-1付近 開渠限界
O 遡行限界
 材木座2-8-12付近で川は暗渠となり、道路となります。この暗渠は材木座2-8-18付近まで確認できるが、その先は来迎寺関係の建物となり、ここで遡行限外


古川