自分史から 9月20日 小暮郁雄
お早うございます、木暮です。
古い自分史「塞翁」 を少しづつ読んでは処分してます。
新聞に載ったものと思います。
・「春」と題した1行の詩がある
てふてふが一匹 韃靼海狭を渡って行った
・安西冬衛の詩だ。たった1匹でサハリンとアジア大陸との間の
荒海を羽ばたく姿を思い浮かべると感動する。それが事実だ
だと知れば驚く
・チョウ研究家の大家は、ユーラシア大陸原産のモンシロチョウは
何万という群で海を超え日本列島に飛んできたという説を唱えた。
・実際に九州沖を長さ150mの帯状になって飛ぶ白いチョウの大群を
目撃したという証言もある。疲れると海上に下り、一方の羽を
海面にくっつけ、もう一方はヨットの帆のように立てていたと言う。
・モンシロチョウが集まりやすい色を147種の花で調べると、白31%。
黄24%、ピンク20%だったという研究がある。
・「メスは割合おとなしく、飛び回るのは大抵オスだ。相手探しに
懸命なんです」
・産卵で飛び回るのは、1度に1つしか産みつけられないから。1度に
多く産むと、食べる葉が足りなくなる。