令和元年12月度歩こう会の記録 12月26日(木)

弘明寺から保土ヶ谷
 前日の天気予報では、朝一時雨、午後から雨、夜になってから雨と各社で見解が分かれていたので判断に悩みましたが、降らない予報に賭けて実施を決めました。結果的に当日の昼間は薄日が射すぐらいの天候であり、参加者も年末押し迫った時期でしたが、21名(湘現会16名 かなざわ会5名 男性13名 女性8名)と盛況理に開催できました。今回のコースは地元の佐藤さんと梶田さんに案内いただき、地図や資料からだけではわからないいろいろなことを教えてもらい、数多くのスポットを巡りました。
 巡ったスポットを列記すると、京急弘明寺駅→弘明寺公園(カラスの水飲み場、展望台)→弘明寺→乗蓮寺→住吉神社→見番跡の町内会館→井土ヶ谷事件碑→Y高近くの中華食堂(昼食)→杉山神社(水天宮)→獅子頭共用栓→大原隧道→清水ヶ丘公園→北向地蔵→御所台の井戸→福聚寺→保土ヶ谷本陣跡→金沢横町の石碑→桑名屋→保土ヶ谷駅 と盛り沢山でした。
 ガイドブックに載っているスポットの説明は省略して、ポイントを挙げます。弘明寺公園の水飲み場はカラスが栓を回して水を飲んだり水浴びするということで話題になった場所です。また、展望台からはうっすらと富士山を望むことができました。井土ヶ谷の町内会館は、戦前はこのあたり花街であってそのための見番があったところで、それなりの雰囲気がありましたが、さらに昔の姿に復元するということで、丁度工事の最中でした。昼食はあらかじめ目星をつけておいた大衆食堂で、21人も入ると満杯に近く、常連の客が入るのをあきらめるぐらいだったのは、ちょっと申し訳ない感じでしたが、全員サービスメニューのサンマーメン500円を頼み、清算は楽でした。最後に、保土ヶ谷駅近くの蕎麦屋(桑名屋)に寄ると、店先で店の主人が全員にパンフレットを渡して保土ヶ谷宿についての薀蓄を披露してもらいました。甘味や飲み物でもあれば義理にでも店に入るところでしたが、蕎麦を食べる気はなかったので、そのままとしました。まあ、奇特な蕎麦屋のご主人でした。
 南区から保土ヶ谷は丘陵地帯と谷間がそのまま街となったところで、宅地造成されたところとは異なり、道は曲がりくねり、坂道は急峻で下町の雰囲気を残していた場所でした。
 午前10時出発、午後3時ごろ解散、約1万数千歩の行程でした。

カラスが開栓して水を飲んだ水飲み場 弘明寺公園を歩く
弘明寺にて
井土ヶ谷見番 井土ヶ谷事件の碑を見学
大原隧道から出てくるところ 清水ヶ丘公園にて
金沢横町の道標の前で解説をする梶田さん 桑名屋(蕎麦屋)の前で保土ヶ谷宿の説明を受ける

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