日経・登山家の今井通子「私の履歴書」と連載小説「登山大名」に想う!  3月2日 御法川齊

 2421日から掲題の2つの記事が最終ページに掲載され初めた。

両方とも大いに興味がそそられる対象で毎朝読んでいる。

⇒両者はスタートから三浦・大船が絡んだ話であり、奇遇を感じる!

 先ず、今井通子氏はご存知の方も多いと思うが、医者であり乍ら女性登山家の草創期を築いた小生と同年令の特異な女傑で対照的な2人の生き様を同時に楽しめるラッキーな紙面である。

最初はハイキングだったがロッククライミングに魅せられ、初めての部員トレーニング山行は64年、我々も良く承知の三浦・鷹取山だった。その後、マッターホルン(女性2人で初めて北壁登山)、アイガー、グランドジョラスの欧州3大北壁登攀を達成。一方で、チョモランマ(エベレスト)に隊長として2回挑戦するも未達。女傑履歴ですね〜パーティー仲間の信頼感第一!と。

特に初期の頃は常に両親の心配を受けて、安全性と危機管理には細心の注意を払った由。

1ケ月単位なので229日に28回で終了。流石に政府関係各種委員も遣り日本山岳会の永年会員なった等だけあって、“人間も地球環境も健康な道へ”五感働かせ楽しもう“ “と生き様を自信を持って披歴した。

一方で、諸田令子氏の「登山大名」は江戸時代の反骨精神に富んだ豊後国・岡城主 中川久清の特異な生涯を描くもの。大船山1786mの麓に位置し度々、人鞍で登山した。たいせんざん と呼称だが、

早世した娘のために大船の近くに東渓院(今は廃寺)を建立したのも奇遇、

 早速、登山大名は登山中に事件に遭遇し女性を助ける場面に〜しかし背景には幕府の隠れキリシタン・キリスト教迫害、鉄砲・硝石火薬の製造関与をネタに廃藩目的の隠密活動が疑われる事態に!当時の幕政と各藩のせめぎ合いを展開中。


坊ガツル湿原から大船山を望む (YAMAPより)


山頂からの眺め九重連山を一望