牧野富太郎『らんまん』でも奇跡現わる!  12月30日  御法川齊

 919日の放映122話で、自然保護の立場から紀州のフローラ(花)の山の開拓反対を訴える活動もしたい!と申し出たが、学校の立場からはNo!と。

 結局、意思を通すために東大助手としての辞表を出した。その際に教授から『本当にいいのか?〜〜』

思い止まる様に諭されたが“私の勝手をお許し下さい。私に声を掛けて戴き有難う御座いました。御恩は一生忘れません。”と挨拶した際に

 徳永教授から大友家持の短歌 “この雪の消(け)残る時にいざ行かな”と上の句を発露された際に牧野万太郎は下の句“山橘の実の照るも見む”と返した。

この山橘とは樹の下に良く生えるヤブコウジ(十両)で冬に赤い実を付ける。小宅にも下草の如く群れを成している。

〜〜NPOボランティア活動で苦労する方々の心境に余りにも酷似するではないか?とビックリ。

          
十両〜樹下に佇むヤブコウジ       千両〜上向きで取りに取られ易い     万両〜実が多く良く増える