23,2熱海梅園、河津桜、みなみの桜と菜の花 さくら旅紀行
                        2月26日 御法川齊


 ここ3年「大人の休日?楽部」、旅行会社のPR誌でペーパートラベルに甘んじたが、終に1泊2日の実旅行へ。踊り子号、大船9:37乗車はゆっくりで楽勝、3ケ所共、丁度好天になり花も満開でラッキーでした。
 将に伊豆半島は爪木崎の水仙も含め、1月〜2月が花の時期なんですね〜熱海梅園の詳細は省略し、気になった桜の原産地と開花時期に関して一言。過去にネパールにてハイキング時にサクラを見掛けたが現地でもNHK放映でも専門家のDNA判定結果でネパールが原産地と判明。ネパールのヒマラヤ桜の花盛りは10月で秋の花。
 瑞泉寺の10月サクラは先祖ヒマラヤ桜の血筋を引くものかも。熱海高校近くに原木があり11月に咲くとか。
一方、ご存知の方が多いと思うが熱海には、あたみ桜(糸川沿い)が1〜2月初めに数百本咲く。今回も余禄で梅園前の道路沿い他で咲き残りを十分鑑賞できた。1972年頃にイタリア人から寄贈されたと言われて来たが研究結果で実際は寒緋桜と山桜の交雑種の模様。
 今回じっくり鑑賞した河津桜は2月に咲くが、寒緋桜と日本固有種のオオシマザクラの交雑種でS30年頃に河津町・河津川の草原で発見され、原木は直ぐ近くの道路沿いの個人宅にあり念入りに観察できた。花弁が多く、離れてみると八重桜に見える位。
 また南伊豆町・青野川沿いの河津桜800本も河津町に劣らず、菜の花と競演し素晴らしい。
 なお伊豆には至る所に約8千本もあるらしい!また鎌倉宮に1本、他にもある。

    
12,3初旬、ネパールのホテル傍の公園の遅咲き桜    23,2,20梅園前歩道脇の熱海さくら 
      
23,2,20個人宅の河津桜の原木                23,2,21 南伊豆町・青野川沿いのみなみの桜