新年に当たり、庭の手入れ(リ・ガーデン)でQOL断捨離実践!
                         2月13日   御法川齊

 今年の目標は?と考える間もなく正月が来て、昨年末のミニ・リホームで荒れた庭の手入れを1月4日から始めた。此処10年程は外向き志向で緑の保全活動はHC、風致保存会、町内会、NPOTSKI等の皆様と団体行動する事に忙殺され、内向きの自宅の庭は成るが侭に任せて来た感がある。そこで改心して庭の手入れとなった次第。先ず如何なる視点で遣るか?矢張り断捨離、という訳で不要な草木の伐採、大剪定(樹高は剪定鋏で手の届く範囲に)、植替え、花壇の整理・整頓。防災・防犯の点から庭は外から丸見えに(元々見え見え)。
 丁度1ケ月掛かって、〜杉を伐り,自生し土地にも合った南天(難を転じて福となす)、一両〜万両(紅白)、春蘭、エビネ、リンドウの実ものを主体に株分け等で増やしほぼ終了、そろそろ春の花を鉢植えで楽しもうかと言う時に〜〜
確か2月5日の昼食時にTVを付けてBS3を見ていたら?偶々ヘルマン・ヘッセの有名なエッセーがあるね!と話題になり早速、図書館から借用し読んだ。「庭仕事のたのしみ」庭から学んだ自然と人生の書で、因みにヘッセは後半生を執筆以外に殆どの時間を自分の庭で過ごした、と。
 将に時宜を得たりで〜〜一言付言したい。
 ヘッセは2回目の転居でタイサンボク(夏木蓮)と鉢植えのある書斎での想いとして大国と小国に擬せた想いが詩文調で載っているが、小生のS40年頃の体験だが東京の親の家にタイサンボクがあり狭い庭に大木は危険と切り倒して親父は大きくならない紅葉を大事に育てた。一転して25年前に鎌倉に移り住み、近所の緑道に
 生まれ変わりと思う様な見事なタイサンボク(フォト)があるのにビックリ!一方で町内の家々にハクモクレン(春木蓮)が間もなく開花する環境に住む幸運を感じる。正月花に利用した万両、千両の実もどうぞ!



18.7.15 タイサンボク(今泉台6丁目緑道)

23.2  万両(左手前)と千両(右奥)