令和4年6月度歩こう会の記録 6月23日(木)

小網代の森
 6月度の歩こう会は、三浦半島先端近く西岸側にある小網代の森を訪れました。小網代の森は森林、湿地、干潟及び海までが連続して残されている、関東地方で唯一の自然環境と言われています。
 三崎口の駅前で待ち合わせ予定でしたが、あいにく電車が遅れてしまい。数人が遅れるということで連絡をとった結果、途中で合流することにして、先にバスで出発、引橋バス停から谷の一番奥から、下りていく形で森のなかに入りました。小網代の森の谷間の中央には木道が整備されていて、歩きやすくなっています。ここで緑の自然を楽しみながら、海の近くまで歩いていくと、海の近くに「えのきテラス」と呼ばれる休憩所があり、ここから油壷方面に向かう道と海の干潟まで向かう道に分かれています。ここで干潟までいくと、干潮でチゴガニと呼ばれる小さな白いカニが集団でカニダンスと呼ばれるハサミをシンクロしながら振り回すめずらしい光景がみられました。
 干潟から元の「えのきテラス」に戻り、ここで昼食休憩を摂りました。遅れてきたメンバともここで合流しました。
 昼食後、小網代湾沿岸をシーボニア方面に向かいました。途中、アカテガニが道のそばの崖に生息しているのを見かけました。その後、バス道路まで上がり、ここで4名はバスで早めに引き上げ、残りのメンバは、油壷湾の奥の路を経て諸磯湾の沿岸にある風工房を訪ねました。広い庭のあるクラフト工房があるところで、ここを見学しようと計画していたのですが、あいにく5月末を以って閉鎖されてしまったとの事。事前にホームページで調べてレストランは閉鎖されていると承知していたのですが、工房は残っていると思っていました。しかし、残念ながらレストランに引き続き工房全体が遅れて閉鎖されてしまったとの事。歩こう会から戻って調べるとホームページも更新されていました。出かける直前にもう一度見ておくべきでした。しかたなく、元の路を戻り、油壷湾の奥から、南岸の路を進み、途中で半島の中央にあるバス道路まで登って、油壷バス停から京急三崎口まで戻り、そこで解散しました。海岸沿いのコースながら、この歩こう会のコースとしては比較的アップダウンのあるコースとなりました。(といっても高度差30メートルですが)
 曇の天候でしたが、真夏の暑さの直前で比較的涼しく、紫外線もそれほど気にならなかったので、却って良かったと思います。今回の参加者は19名(男性12名 女性7名 うち新会員1名 お試し参加1名)でした。
小網代の森に入る 小網代の森を行く
小網代の森を行く 海岸の干潟にて
えのきテラスにて
森保全のボランティアがカニを展示 三浦七福神のひとつ 白髭神社
諸磯湾に沿って風工房へ 油壷湾からゴールの油壷温泉バス停に向かい上る

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