浄真寺(九品仏)と等々力渓谷

 オミクロン株の市中感染が発生し、コロナ感染者発生数が底を打って増加傾向がはっきりしてきましたが、まだなんとか「間氷期」の期間中であるこの時期を利用して約3年ぶりに多摩川を越えて県外(都内)の等々力渓谷・九品仏を行先としました。
 小春日和の快晴のこの日、東急横浜駅地下プラットフォームで待ち合わせ、東横線、大井町線経由で九品仏駅まで行き、まず、九品仏浄真寺を訊ねました。九体の阿弥陀如来像が3つずつ3つの堂に安置されているから九品仏というらしいですが、20年かけて修繕事業が行われている最中であり、一体は修繕中で空座になっていました。修繕が終わって戻されている阿弥陀如来像もありましたが、正直言ってちょっと見の外見だけでは修繕前後の違いがよくよかわかりませんでした。広い境内で、紅葉の名所ということは下調べで知っていましたが、12月下旬となるともう遅いだろうと思っていました。しかし、結構まだ見栄えのする樹木も多く残っていました。
 九品仏参拝のあと、等々力に移動し「うおいちばん」という店で昼食をとった後、等々力渓谷に降り、ゴルフ橋から、下流の不動の滝まで渓谷を散策しました。普通、渓谷と言えば高い山のあいだの谷間の渓流を思い浮かべますが、等々力渓谷は大地を蚕食してできた開析谷で、台地が都市化したため東京23区市街地のなかにある唯一の渓谷となっています。渓谷の上流は水がよどんでいますが、下流に行くと流れが速くなっていました。武蔵野台地で水が浸透しやすく湧水が多くあるためと説明板にありました。渓谷を歩くとき、上を見上げると建物が見え隠れしますが、正面や川を見ている限りにおいては深山幽谷の趣もあるところでした。
 不動の滝は等々力(轟き)の語源となった滝ですが、数条の水が流れ落ちている程度でした。しかし、清水寺音羽の滝でも滝と称しているのだから、不動の滝は立派な滝です。都市化で大地がコンクリートとアスファルトで固められていない昔なら雨水が浸透しやすく、もっと水量が豊かであったものと思われます。
不動の滝から階段を上って不動尊まで行き、そこから元来た路を等々力駅まで戻り、ここで解散しました。今回は都会のなかのオアシス散歩といったところです。
今回は、当初14人の参加申し込みがありましたが、年末のためかキャンセルが続出し、結局8人(男性5名 女性3名)で催行しました。今回は街中探訪でまたまたコロナ流行の兆しもあり、人数は多すぎなくてよかったとも思います。

九品仏駅から参道を浄真寺へ 境内に残っていた紅葉
九品仏を3体ずつ収めた堂が3つ並ぶ 右の一体は修繕のため遷座中
浄真寺門前にて
デッキから上流方面の橋 広場の池
不動尊 不動の滝付近

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