USAの大竜巻トルネード多発&体験談  12月15日  御法川齊

 12月11日のTV放映によると中西部5州特にKY(Kentucky)で時季外れに発生したTornedo
 巨大竜巻で死者が100人も出ている模様。通常なら3〜5月に発生するが、12月に気温が異常上昇した、即ち気候変動が要因ではないか?と。地球危機の露見!と危惧している。写真添付。
 KYと言えば小生にとって約30年前に2年間過ごした赴任地で懐かしさと共に、Tornedoの悪夢体験も思い出される。即ちTVでも名前が挙がったLexington、BowlingGreen辺りのInterState Highwayを走行中に突然、空が真っ暗になり風が出て遠くに渦巻きが見えた、“危ない!Tornedo Shelterに早く逃げ込もうと“言い、頑丈なコンクリートトンネルの中に避難した。無論、大勢の車が逃げ込んだ。30分程して空が明るくなり収まったので、ユックリと運転再開し地元のHarroddsburgに逃げ帰った。因みに当地は東部13州独立後に白人入植者がアパラチア山脈を越えて西へ西へと所謂西部開拓した際の最初のFort砦が築かれた町で、近くにFosterの歌にある「My Old Kentucky Homeケンタッキーの我が家」があり、BourbonWhyskeyでも有名な長閑な牧場地帯です。小宅も900坪の敷地に南面の牧場柵には牛、Hummingbirdハチドリが目の前に挨拶に来る環境でした。
 その後も近くの町がTornedoに襲われ、後日、通ってみたら通過跡は幅10m程が家の屋根は皆跡形も無く、樹木も薙ぎ倒されて道路の様になっていた。
 無論、危険地帯の建物は会社も、個人宅も、コンクリート製地下室Shelterを持ち何時でも逃げ込める防護策をとり、死者まで出るのは珍しい。


過去最悪の竜巻被害


竜巻の発生原理


要因は海水温が平年より2゜C高いため?


KY州の蝋燭工場が跡形も無く破壊された


30年前にKY州で体験した竜巻の様子に酷似のフォト