初秋の一日  9月28日  山田絢子

 9月23日(秋分の日)歩こう会で池子の森自然公園へ15名ほどで参加しました。秋とはいえ、30゜Cもある暑い日でした。逗子駅より30分ほどで2本の古いレールを発見し、別に気にもせず歩き、米軍の住宅地入口から池子遺跡資料館に着き、平成元年〜平成6年にかけて発掘された縄文・弥生の展示を見、歴史の重さを感じました。そして少し歩き彼岸花が咲き赤トンボが乱舞する中、でトンネルを抜け広大な芝生の中で平和で幸せな親子達が遊んでいるところで食事をいたしました。その後小川沿いにホタルがでるところを歩き、少し行くと大きな見たことのない船のイカリが2つおいてあり、その先はアメリカ管轄の地とのこと、内にはいることはてきませんでした。私は逗子も池子も聞いてはいても、このように歴史があり、一方は親子で楽しく遊びもう一方はアメリカ管轄地で中に入ることさえできず、その先に何があるか全くわかりません。
 先ほどの2本の古いレールがここまでひかれていたとは芝生のなかでやっと発見しました。戦争は75年前に終わりいろいろな歴史のなかで、「餓死した英霊たち」を読み、外地で食べる物もなく草木を食べ国のために戦った人たち、そして日本ではいろいろな物を加工し爆弾を作ったるこの逗子で作っていたのかと私は思いました。入口の小さな祠に慰霊塔があり、皆どういう思いで死んでいったのであろうと彼岸の中日に思いました。
 暑い中馬場様の貴重なご説明、役目の皆さまご苦労様でした。
 帰宅後とても考えさせられた一日でした。虫の音とと共に休んだ一日でした。