図書館の古本持ってけコーナーに、『広辞苑』が…
                 8月22日     木暮 郁雄


 この所、毎朝のように図書館通いをしています。古本をタダでもらえる
コーナーを物色するためです。今朝はビックリしました、分厚い『広辞苑』が
置いてあったからです。第4版です。私が持っているのも第4版第1刷で
‘91.11.15発行で、同年12.21求ムと巻末に書いてあり、定価は6500円。
滅多に使わず、『岩波国語辞典』を多用しています。『逆引き広辞苑』も
持ってますが、2、3回開いた程度です。
調べたら、編者の新村出氏は1876年生まれで、54年前に亡くなっています。
しかし、こういう分厚い辞書も今日、利用する人は少なく、ネットで素早く
調べるのでは? 第一、持つだけで大変なんです。この古本を持って行く人は、
多分、利用というより、天下の『広辞苑』を持っているという満足感からでは
ないかと思いましたが、どうでしょうか。