マスク雑感  8月14日  青野正宏
 花粉症という言葉が世に広まる前から花粉症でしたので、毎年花粉症のシーズンにはいつもマスクを着用していました。使用するマスクは普通のヒモマスクでしたが、ヒモが耳に痛くなることがあり、ユニチャームの立体型マスクが出てきたき、耳か痛くならないし、顔にフィットするので、これに切り替えました。ところが常にドラッグストアで売っておらず、ないときは仕方なく、普通のヒモマスクを使用していました。ある時、100枚入りのユニチャームの立体型マスクを売っていたので、これで2年ぐらいもつと思って買いました。昨年のマスク飢饉のときは、買った後で残数が十分ありましたので、あせる必要はありませんでした。
 そのうち、普通にマスクが出回るようになるとついでに普通のヒモマスクも買い求め、併用して使っていましたが、あるとき、普通のマスクには99%ウイルスカットなどと謳い文句が箱に印刷してあるのに、ユニチャームのマスクには何も記載されていないのに気づきました。ウレタンマスクも1つ買い求めていたのですが、これも通気性に優れて飛沫・ホコリ・花粉対策等と謳われてはいるがウイルスに対する記載はなし。マスコミからもウレタンや綿マスクなどはウイルス対策用には不十分と言われ始めました。それからは、街に出る時は普通の不織布のヒモマスク、近所の散策であまり人と会わず口も滅多にきかないときは、残ったユニチャームのマスクを使用しています。
 よく考えたら100枚入りの箱の値段は1枚あたりの値段がやすかった。そのうち、30枚入りのユニチャームのマスクを見つけたので、99%カットの文字も確認して買い求め、これも街中用に使用しています。1枚当たりの値段は100枚用の倍近くしますが、まあこれが普通の値段なのでしょう。形は100枚入りと30枚入りで同じなのですが、見比べると100枚入りのほうが薄いということがわかりました。テレビのニュースを見ると犯人が逮捕されて連行されるとき、ユニチャームのマスクをさせられていることが多い。多分安物のほうを警視庁が大量に購入して逮捕者にさせているのかなと思いました。
教訓 国産で不織布の使い捨てマスクだからといって、必ずしも良いとは限らない。99%カットの謳い文句を必ずしも信用するわけではないが、何の記載もないものよりマシ。そのうち、マスクもJIS規格ができるそうだから、コロナ禍が収まらないかぎりはJISに対応したものを使用することになるでしょう。顔を覆う面積では普通のヒモマスクのほうが大きいから、耳がたまに痛くなることを除けば、ヒモマスクのほうが安心感はあるかなと思います。