私的鎌倉案内 鎌倉 川紀行編その16

御谷川 1740m
鶴岡八幡宮裏の御谷を源を発し、鶴岡八幡宮境内の境を流れて、若宮大路の下を鎌倉駅前付近まで流れ、扇川と合流している川である。

A 本流との合流点
 小町2-17-25 鎌倉警察前付近で扇川と合流しているようだが、地下のため、直接確認はできない。
B 中の下馬橋
 若宮大路二の鳥居付近で、小町踏切に通じる道に欄干が片方のみ記念碑的にある。橋の名ははっきり読み取ることはできないが、ある資料から「中の下馬橋」らしいのでそう記しておく。わずかな隙間から水が流れているので御谷川らしいと確認できるが、若宮大路では、川の暗渠の形跡も確認できない。
C 雪ノ下2-1-34付近
 八幡宮境内の南境西側途中から、境内を囲む堀の形で川が開渠となる。
D 鶴岡八幡境内南西隅から上流方向
E 美術館入口の橋
 堀は西端に来て北側に回りこむ。美術館前に橋がある。橋の名は不詳であるので、仮に標記の名で呼んでおく。
美術館入口の橋下流
美術館入口の橋上流
F 西中央出口の橋
 美術館入口の橋の次は、境内西中央付近に出入口があり、橋がある。これも橋の名前は不詳であるので、仮に標記の名で呼んでおく。
西中央出口の橋下流
西中央出口の橋上流
G 西中央北出口の橋
 その次の北側出入口の橋である。これも橋の名前は不詳であるので、仮に標記の名で呼んでおく
西中央北出口の橋下流
西中央北出口の橋上流
H 車お祓い出口の橋
 その次は、車の祈祷所で車出口専用となっている。これも橋の名前は不詳であるので、仮に標記の名で呼んでおく。
車お祓い出口の橋下流
車お祓い出口の橋上流
I 車お祓い入口専用の橋
 車祈祷所出口の橋の北側に入口専用の、これも橋の名前は不詳であるので、仮に標記の名で呼んでおく。
車お祓い入口専用の橋下流
車お祓い入口専用の橋上流
J 最北の橋
 車祈祷所の北側にもうひとつ境内への人の出入口がある。これも橋の名前は不詳なので、仮に標記の名で呼んでおく。
最北の橋下流
最北の橋上流
K 開渠限界
L 御谷入口(雪ノ下2-7-25付近)
 最北の橋の北側で堀は暗渠となりバスプールなどがある。その先の御谷の入口で少しだけ開渠となるが、その先雪ノ下2-7-15付近より奥は暗渠となる。
M 遡行限界(雪ノ下2-16-8付近)
 暗渠は谷の奥まで続いているが、雪ノ下2-16-8付近で限界となる。
N 谷奥
 谷奥は奥に向かって左手にある。


御谷川

西御門川 800m
来迎寺付近から西御門の谷を流れ、付属小中学校の中を通り、滑川に合流する川である。滑川に合流するわずかの間を除いて全て暗渠である。鎌倉十橋のひとつ、筋替橋の碑がなければ川とは気づかない。国立付属小学校より上流はは川に沿って歩くことはできるが、小学校の中は不可である。筋替橋周辺は歩くことが可能だが、小町3-8-12付近より下流は不可能である。


O 本流との合流点
 雪ノ下4-2-12付近で滑川に合流している。ちょうど死角となっていて、辛うじて対岸の岸からわずかに確認することはできる。
P 小町3-8-12付近
 川の開渠部を道路から確認できるところはあまりないが、わずかに小町3-8-12付近の隙間から川を見ることができる。
C 筋替橋
 鎌倉十橋のひとつとして、筋替橋の碑が、金沢街道が東北方向から真西方向に変わるあたりにある。川は南東方向の路地、北北東方向、付属小中学校方面に向かう道にあるが、いずれも暗渠で川の跡を想像させるものはなにもない
Q 筋替橋の碑
R 付属小中学校グラウンド北
 川は付属小中学校の中を通っているが、それを示すものがグラウンド北側(雪ノ下3-5-10付近)にある。
S 西御門1-44-10付近
T 西御門1-14-11付近
 さらに遡ると西御門1-14-11付近まで辿ることができるが、この下を川とするか否かは考え方次第
 

東御門川 400m
大倉幕府の東側の門があった地区を、大倉山を源に南流し、清泉小学校の東境を通り、滑川に合流する川である。

U 本流との合流点(関所橋下流)
 雪ノ下4-3-22付近 大御堂橋の近くで滑川に合流してい.る。
V 関所橋
 金沢街道が東御門川に架かる橋
関所橋上流
関所橋標識
W 大倉耕地橋
金沢街道から、鎌倉宮にまっすぐに向かう道に架かる橋
大倉耕地橋
大倉耕地橋
X 清泉小学校東南角
 大倉耕地橋から、清泉小学校の東南角までは暗渠となっている。
Y 東御門橋(川と直角方向から)
 清泉小学校東北角にある。
東御門橋下流
東御門橋上流
東御門橋標識
Z 二階堂58付近の橋(川と直角方向から)
 この橋を過ぎると、川は暗渠となる。
二階堂58付近の橋下流
二階堂58付近の橋上流
a 遡行限界
 暗渠は道に沿って西御門方面に続くが、道が一度高くなっているので100%の確信は持てないが、西御門2-13-10あたりまでは、この川の上流らしいと感じられる。


西御門川/東御門川