私的鎌倉案内 鎌倉 川紀行編その3

3. 極楽寺川 下手久保川
 

極楽寺川(1570m)
 西ヶ谷の奥で、通称お化けトンネルといわれる笛田方面に抜けるトンネルの麓の谷あいに端を発し、稲村ケ崎小学校の下、極楽寺駅の傍を流れ、稲村ガ崎公園付近で海に注ぎ込む川である。。
A 河口及び砂浜の橋
 稲村ガ崎の極楽寺橋(海側)の先が海となり河口となる。この間の砂浜に橋がある。
B 極楽寺橋(海側)
 稲瀬側と同様に極楽寺川も同じ名前の橋が2つある。これは海岸の国道に架かる橋である。橋から河口までは砂浜である。
極楽寺橋(海側)の標識
極楽寺橋から上流を望む。川の側に道があり、川に沿って歩くことができる。
C 極楽寺橋(山側)
数十メートル遡ったところで同じ名前の橋がもうひとつある。
山側の極楽寺橋から下流を望む。先に見えるのは海側の極楽寺橋
極楽寺橋(山側)から上流方向を望む。ここから川は道とは離れる。
極楽寺橋(山側)の標識。海側にあるものはひらがなで、山側にあるこの橋のプレートは漢字で書かれている。
D 稲村ガ崎1-14-5付近の橋(橋名不詳)
 極楽寺橋(山側)より上流になると、細い路地が入り組んだ地帯を川が流れている。下流から見て最初のひとつめがこの橋である。橋のプレートはない。
橋から下流方向を望む
橋から上流方向を望む
E 稲村ガ崎1-10-1付近の橋(橋名不詳)
 この橋は路地地帯の橋のなかでも、特にわかりにくいところにある。進入していくのが、ためらわれるような細い路地を進まないとたどり着けない。また、橋を渡った先が江ノ電の線路になっており、踏切ではない。しかし、「危険」と標識が出ているだけで、柵で進入できないようにしているわけでなく、20m程度線路を歩けば踏切となる。線路を歩いてこの道に入る者を見かけた。文字どおり危険な状態となっている。
橋から下流方向を望む
橋から上流方向を望む
F 金山橋
 極楽寺駅から稲村ケ崎に向かうメインの通路から近く、路地地帯の橋としては、比較的わかりやすい橋である。メインの通路を20m程度上れば、橋と川が並行している。 橋のプレートはない。
橋から下流方向を望む
橋から上流方向を望む
G 針磨橋及び下流方向
 川のプレートはない。
針磨橋の碑と上流方向
 針磨橋は鎌倉十橋のひとつであり、ここに左に示す鎌倉青年団の碑が建てられていたが、撤去されてしまった。(その後撤去したことを後悔したようであるが、元の碑が不明になってしまったため、碑の写真と説明版が建てられる予定である。) ここから上流方向は暗渠になっていて正確には川筋はわからない。
H 極楽寺駅前 下流方向から
 江ノ電極楽寺駅前のみ開渠となっている。
I 極楽寺駅前から上流方向
極楽寺駅ホーム横を流れる。
上流側からホーム横を望む
J 櫻橋
 江ノ電を跨ぐ橋。橋の下は川ではない。
櫻橋より下流方向江ノ電極楽寺駅
櫻橋標識
櫻橋逆方向を望む(江ノ電トンネル 長谷に通じる)
K 極楽寺3-6-18付近
 櫻橋の上手方向に進むと稲村ガ崎小学校が見えてくる。この下が川のはずだが、あまりその跡はみられない。
L 極楽寺3-1-2付近
 こちらの方向に流れがあるはずだが、はっきりとはわからない。
M 極楽寺3-1-14付近
 西ヶ谷に入る。ここまで、遡ると、ようやく川は開渠となる。
N 極楽寺4-5-14付近
 上流方向に向かって左手の住宅地に向かう道路のための橋がある。
O 極楽寺4-7-17付近
残された農地
P 極楽寺4-7-17附近
Q 遡行限界(極楽寺4-7-17付近)
 この畑のある谷が遡行限界となる。左手の道を行けば笛田方面に抜ける通称おばけトンネルがある。

下手久保川(へたがくぼ川) 160m
 坂ノ下の水泳プール背後の山の裏側の谷戸を下手ヶ久保と言う。この谷戸の水の流れが、極楽寺川に合流する。下手ヶ久保の谷戸部分はほとんど暗渠だろうと思われ、川として開渠になるのは、極楽寺の大きな谷戸に入った部分から極楽寺川に合流する短い区間のみである。
R 合流点
極楽寺1-4-2附近の橋から下流方向を望む
S 極楽寺1-4-2付近の橋
極楽寺1-4-2附近の橋の上流
T 極楽寺1-6-30
遡行限界 暗渠に入った上から


極楽寺川 下手久保川の流れ