源氏の湯と身延山久遠寺の旅 7月20日21日 桑原啓二記
「源氏の湯」は滝と吊り橋と渓谷の湯宿です。甲斐源氏の祖とされる新羅三郎義光の居城があった要害、源氏山を源とする大柳川を遡る十谷の集落にあります。渓流露天風呂「かじかの大岩盤風呂」を心ゆくまで楽しみました。
翌日は「ここまで来て身延山にお参りしなければご先祖様に申し訳がない。」ということで久遠寺を参拝しました。本殿への直線コース菩提梯(ぼだいてい)237段に挑みました。登り切れば涅槃(ねはん)に達するという急な階段です。これを堀井さんはアレヨアレヨという間に登り切りました。手すりに縋り付きながら漸く登った者から見ると唯々敬服するばかりでございます。帰路においても堀井さんは10分足らずで下って見せました。さすがに日頃駅の階段を二段飛びで駆け上がっているお方でございます。岡村さんと篠原さんも階段の下りに挑戦しました。皆々様まだまだ本当にお達者です。大したものです。神社仏閣はその多くは高い所に作られます。これは自分自身にまだ本殿にたどり着けるだけの体力気力があることを気づかせてくれるためのものと思いました。これが何よりの御利益(ごりやく)なのです。参加者は宿の都合から8名(男性3名 女性5名)に制約されました。
ゆうこり橋
宿の露店風呂にて
同上
宿の前にて
身延山にて
五重の塔