平成31年4月度 歩こう会の記録 4月25日(木)

秋谷周辺散策


 当日の天候が危ぶまれましたが、雨が上がると予測して催行を決断しました。ところが集合場所逗子駅でもまだ雨が降っていたのでどうなるか心配しましたが、逗子駅前からバスに乗り、降りる頃には雨が止み、それから徐々に天候が回復して、まずまずの日和でした。今回訪問先は会員の若命さんの地元であり、若命さんに案内していただきました。

1、瀧不動
 立石でバスを降り、バス停の場所から100m余り谷間の道を登ったところに瀧不動があります。川からでなく岩の間から湧水が落ちて瀧となっており、不動明王が祀られ、境内には馬頭観音塔や庚申塔などもありました。晴天が続くと岩からあまり水が落ちてこないのですが、この日は直前に雨が降ったのが幸いし、滝となって流れ落ちていました。ここの堂守をしている人は102歳の婦人で、今回歩こう会に参加した新倉さん(現在の住まいは別だが元々この地の育ち)と親しく、とても102歳にはみえないしっかりした人でした。

2. 若命家長屋門
長屋門のある若命家は今回案内していただいた若命さんの本家筋で、元名主の家柄です。長屋門は横須賀市の指定文化財で8年ほど前に横須賀市の補助金も受けて修復されています。若命さんの計らいにより、外観だけでなく、門内に入れていただき、長屋門の座敷、資料保管室などを見せていただき、若命家の庭なども拝観しました。

3.浄楽寺
前島密の墓がある浄楽寺は、国の重要文化財となっている運慶の仏像5体がある場所でもあります。仏像公開は年2回の特別な日のみ、または特別な手続きが必要なため拝観は省略し、寺の裏側の小高い丘にある前島密の墓に詣でるだけにとどめました。郵便制度創設者が眠る寺だけあって、門前には石材で作られ前島密のブロンズ像が乗った本物の郵便ポストがありました。

4. 昼食
昼食は、大楠山入口交差点から自動車で大楠山に登れる道を600mばかり進んだところの谷あいにある農園風野外レスランSYOKU-YABOというところで摂りました。廃材を利用したテーブルで屋外で食事したのですが、雨が上がり薄日が射すようになっていましたが、まだ椅子が完全に乾ききっていない状態のはいたしかたないところ。

5. 淡島神社/十二所(十二天)神社
 昼食で一旦解散となり、数人はここで帰りましたが、残りのメンバーは海岸まで出て、和歌山淡島神社から分祀した淡島神社、十二所神社(標識や境内の説明板には十二所神社とあるが、拝殿に掲げられている額には十二天神社とある。)を参拝、芦名城跡の丘の下を一周する形で浄楽寺まで戻り、ここからバスで逗子に戻って解散しました。
 今回の参加者は17名(男性7名 女性10名) 歩数 約12,000前後でした

 
瀧不動の滝                             堂守の婦人と梶田さん、新倉さん 

 
若命家長屋門                           若命家の庭

    
浄楽寺門前ポスト               浄楽寺


SYOKU-YABOにて

 
海岸に向かう途中 芦名城跡の丘を望む             十二所神社にて説明する若命さん

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