私的鎌倉案内 踏切編その4

第三鎌倉道踏切 2.751Km 山ノ内東管領屋敷332
 扇ガ谷トンネルを抜けて北鎌倉に出てきたところで、鎌倉街道と交差する踏切である。この踏切の前後で、円覚寺・明月院・今泉台方面に向かう道と、浄智寺に行く道があるが、これらは交通量がそれほど多くないので、鎌倉街道一本道にかかる踏切と考えてもそれほど違いはない。鎌倉街道は休日には渋滞を引き起こすが、この踏切が大きな影響を与えているかと言えば、一本道に近いためさほどでもないと言える。
 扇ガ谷トンネルとこの踏切の間は深い谷間(尾藤ヶ谷)の下を走っているが、この谷間に沿って踏切から扇ヶ谷トンネルの上に至る山道がある。この山道から横須賀線が見下ろすことができ、名越切通の道と並んでいわゆる撮り鉄の絶景ポイントにある。この谷間の西側斜面には小津安二郎や小倉遊亀の旧居など数件の住宅があるが、出入りは浄智寺との間にトンネルがありそこからとなっている。

第三鎌倉道踏切 第三鎌倉道踏切標識
尾藤ヶ谷より
(湘現会タイトルバックに使った
原山氏写真)
第三鎌倉道踏切標識新
標準的な大きさ・形の標識と異なる。
線路の外側を向いている。
新しい標識であるのにアドレスは古い

第二円覚寺踏切 2.410Km  瑞鹿山409  (山ノ内407)
 円覚寺通用門と鎌倉街道との間の踏切である。

第二円覚寺踏切 第二円覚寺踏切旧
第二円覚寺踏切標識新

第一円覚寺踏切  2.378Km  瑞鹿山409  (山ノ内501)
  円覚寺山門と鎌倉街道との間の踏切である。わずかな距離の間に二つの踏切があるのは、円覚寺境内の間に無理矢理横須賀線を通したためであろう。今の鎌倉街道も境内でその外側にある牛馬(うま)道が江戸時代の迂回路であった。まだ、鎌倉に来る前のことであるから1960年代であったろうかTVで日本紀行のような番組で円覚寺を映しているのを見たら、寺の境内の真ん中を電車が走るのを見て少々驚いた記憶がある。その後鎌倉にきて見ると、確かに境内かもしれないが、宮下小路で分けられているので、円覚寺外側に張り出した庭園という感じで、境内という感じはそれほどしない。昔の地図や空撮写真を見ても現在よりは樹影が濃いかもしれないが、それほど現在とは変わっていない。そうするとTVで見たのは記憶がデフォルメされているのか撮影テクニックでいかにも境内という雰囲気を強調していたためだろうか

第一円覚寺踏切 第一円覚寺踏切標識旧
第一円覚寺踏切標識新