平成30年秋の鎌倉歴史散歩 鎌倉の今昔探索の会

宅間ヶ谷付近 平成30年10月6日


 宅間ヶ谷は、神奈川の街並み百選のひとつに選ばれている典型的な鎌倉の谷戸のひとつです。CPCの会(鎌倉の今昔探索の会)では、平成17年に「谷戸の記録」の調査のため、訪れています。ここには、鎌倉三大洋館のひとつである旧華頂宮邸、竹寺として有名な報国寺、谷戸の入口付近で金沢街道沿いに最近公開された国指定重要文化財である一条恵観山荘があります。
 10月6日は年に2度の華頂宮邸公開日であったので、「谷戸の記録」の調査記録も参考にこれらの名跡を回りました。鎌倉駅前からバスで浄明寺まで行き、そこから華の橋(華の名は華頂宮からきているとのこと)を渡って、橋の袂の庚申塔を見て華頂宮邸まで行きました。途中に会員であり、この地域を地元としている寺澤さんが待ち構えていて、一緒に華頂宮、報国寺の竹林を案内していただきました。三連休の初日でもあり、華頂宮公開日ということもあって多くの観光客がいました。
 この2つを見て回ったところで昼となり、この場所は食事処が少なく場所をどうするかと思っていたところ、寺澤さんの紹介で田楽辻子を100mほど戻ったところにある喫茶店のような店を紹介していただきました。ここでハンガリー料理を出すというので、ハヤシライスに似た食事を喫した後、滑川の流れを借景に入れ紅葉のころが最適であろうと思われる一条恵観山荘を見て鎌倉駅にバスで戻り解散しました。参加者は5名+1名(寺澤さん)でした。
 
宅間ヶ谷を行く。
華頂宮邸にて
報国寺庭にて
一条恵観山荘 滑川前の庭